世界でもっとも有名な競馬レースとは
世界の競馬でもっとも広く知られているのはおそらくフランスで行なわれる凱旋門賞でしょう。日本馬もたびたび出走していますが、いまだに優勝経験はありません。
2013年第92回大会に日本から参戦したオルフェーブルは一番人気でしたが、成績は結局二着で日本馬の優勝はお預けということになりました。優勝は地元フランスの牝馬トレブでした。
しかし賞金額ではドバイワールドカップが最高です。1996年に第一回競争が開始されました。日本からもたびたび参戦しており、2011年のメイダン競馬場で行なわれた第16回のレースでは、フランス語で「勝利の山」という意味をもつ4歳牝馬ヴィクトワールピサが最後方から残りの直線300mで先頭に立ちそのまま押し切ってドバイワールドカップで日本馬初優勝という成績を収めました。
なおこのレースには、日本からトランセンド、ブエナビスタも出走しており、トランセンドが二着に入り、日本馬がワンツーフィニッシュを決めるレースとなりました。